平成17年度SAJ公認パトロール検定会レポート
加藤昭光(事務局)
全日本スキー連盟公認パトロール検定会第3会場は、岐阜県ほおのき平スキー場にて3月7日(月)から9日(水)までの3日間で実施されました。今回、私は日本スキーパトロール協議会の役員派遣という立場での参加となりましたが、今回の検定会の様子をレポートします。
今回の検定では受検申込総数49名、参加者45名で北は群馬県、南は広島からと遠方から多数の受検者が参加されました。愛知県からは5名の受検でした。
初日は、開会式から始まり午後の学科オリエンテーション、自由勉強時間をはさんで理論テストが17時から18時30分という時間で行われました。自信を持って望んだ人は1時間ほででテスト会場から出てきたようですが、慎重派の方たちは時間一杯まで頑張られた様子。ヤレヤレという感で終了したようです。
2日目午前は、雪上搬送種目テスト(アキヤボート搬送)、午後は雪上基礎種目テストでした。この日は天候に恵まれ実技には最高でした。雪質も良くスムーズにボート搬送が(中にはポールに接触した人もいましたが大事に至ることなく)できました。午後は、その晴天が雪質が少々悪くなりましたが、受検生同士お互いに大きな声で励まし合い、気合を入れて滑走、一人の転倒者も無く無事終了しました。
3日目は、室内での救急法(三角巾)とロープテストでした。これは時間との勝負で、検定会場は緊張感が走っていました。約2時間で終わり、これで全種目終了です。検定を終了したという安堵感からか、受検生の皆さんの顔はどことなく晴れ晴れとしたものでした。
いよいよ合否の発表です、総合点数の良い順番にゼッケン番号が呼ばれますが、それぞれの顔がまた緊張に!!。参加者45名全員の名前が呼ばれ、無事100%合格となりました。その中で当県の植田陽子さんがトップ合格されました。本県からの受検者5名も優秀な成績で合格となりました(詳細→)。おめでとうございました。今後のご活躍を期待いたします。