自己啓発しましょう

一柳達幸(教育部長)

一柳達幸・教育部長多くの情報が合理的にわかるインターネットの普及で、私たちは多くの恩恵(プラス面、マイナス面を含めて)を受けています。

さて、昨シーズン全面改定された「全日本スキー教程」の骨子である市野理論「水平面胴体角付け理論」についての評価は、インターネットを始めに様々なメディアでまちまちです。残念ながら、これらからは内容的に稚拙なものも多く見受けられます。これは愛知県の責任として考えていくべきものであると思います。すなわち正しい情報を的確に提供できていないことが原因ではないかと感じています。

今シーズンはこのことに注目して、スタッフ育成および選手強化が最重点課題であるとの認識から、これらの研修会実施に努力してまいります。

ブロック技術員およびSAA専門委員には「理論の完全理解」、「実技の質的向上」を、選手の皆さんには新理論をベースにした「それぞれの新しい技術の体現化」を具体的な目標にしていただきます。

それぞれに新しいスキー教程を咀嚼して他者に評価していただけるようにプロ意識を持って取り組んでいただけることをお願いします。本人が自信を持って楽しく面白く参画できることが来シーズン実施される総ての行事成功の鍵となると思います。

私たち執行部は、行事の参加者しか味わうことのできない、また、ライブでしか伝えられない生の情報を盛りだくさん用意して、「参加者の皆さんからの良い評価」をいただき、積極的な参加を喚起できるようなすばらしい「商品」創りに努力してまいります。

  最後に、加盟団体の指導員の皆様で、来シーズンSAA専門委員としてご活躍いただける方がお見えでしたら、スタッフ育成の研修会にご参加いただけますようお願いします。