公認スキー指導員検定制度の変更について

冨田宗市(教育部長)

平成26年度より公認スキー指導者検定制度が大きく変更されました。

昨年までに公認指導員、準指導員を受検し残念ながら合格を逃し、単位受検制度に基づく単位を取得された方に、SAJから移行措置期間(2014年度から3年間)が設けられました。大変お忙しいとは思いますが、移行期間内に再受検していただくことをお勧めします。

制度変更の内容

専門指導員検定と認定指導員検定が廃止され、公認スキー指導員検定と公認スキー準指導員検定の2本立てになりました。これに伴い単位受検制等も廃止されました。従いまして、既に1単位でも取得している方は移行措置(2014年度から3年間)の該当者になります。

公認指導員検定受検者の移行措置について

移行措置の該当者にSAJは下記の1〜3の3要件を全て満たした者を合格とし、公認するとしています。

  1. 当該年度の指導員検定を受検する
  2. 加盟団体実施の当該年度の養成講習会(理論・実技)すべてに参加する
  3. 加盟団体長の推薦をうける
    愛知県スキー連盟としては該当の受検者から願書が提出されれば推薦させていただきます

準指導員検定受検者の移行措置について

準指導員検定についてはSAJは実施加盟団体の裁量により実施する旨、通達がありました。これに基づき、愛知県スキー連盟は新規定の「8種目+理論完結型検定会」と従来型の「単位制検定会」の2本立てで実施します。

公認指導員受検と同様に、既に1単位でも取得している方は従来型の「単位制検定会」方式で受検できる(2014年度から3年間)該当者になります。

  1. 準指導員検定を受検する
  2. 本連盟が主催する養成講習会に参加する
     (養成講習会で必要単位の認定ができるように、不足単位分を補完します)
  3. 検定は講習内検定方法でおこなう
     (理論・実技とも講習の中で最終的に不足単位が充足できているかを確認します)

ご参考

新しく公認指導員検定および準指導員検定を受検される方は次のような検定内容で実施されます。詳しくは「2014版オフィシャルブック」、「2014版指導と検定」でご確認ください。

@実技種目
<基礎課程>
プルークボーゲン緩斜面・整地
基礎パラレルターン大回り緩中斜面・整地
基礎パラレルターン小回り中急斜面・ナチュラル
横滑りの展開中急斜面・ナチュラル
<実践課程>
シュテムターン中急斜面・ナチュラル
パラレルターン 大回り急斜面・ナチュラル
パラレルターン 小 回り中急斜面・不整地
総合滑降 リズム変化総合斜面・ナチュラル
A理論