FISワールドカップ回転アルタバディア(ITA) 11位

 

FIS ワールドカップ回転種目第2戦が北イタリアのアルタ バディアにて開催された。このコースはWC大回転コースとしては平均斜度が急な大会コースとしても有名で、例年大回転競技が開催される"Gran Risa"コースの下部1/3を利用し回転のゲートがセットされた。

コースレイアウトはスタートから20旗門目までが急斜面、そこから先は中〜緩〜中と若干左右にうねりながらの斜面変化、さらに緩〜中斜面を経てゴール。気温-8℃、硬くしまり比較的グリッピーなバーンに66旗門がセットされた。

1本目ゼッケンNo.24の湯浅選手は途中数回バランスを崩しスピードに乗り切れず30位と出遅れる。 2本目は滑らかなリズム変化のある65旗門のセット。スタート順(1番スタート)を活かした攻めの滑り。本人も『気持ち良く滑れた』と言う2本目は2番目のタイムとなる快走。トータルで11位までランクアップしW-cupポイントを獲得した。


次回レースはオーストリアに場所を移し、12/21年内最後のW-cupスラロームがFlachauにて開催される。

写真・文 (株)ジャパーナ 提供