FISワールドカップ回転シュラードミング(AUT) 5位
FISワールドカップ回転種目第8戦がオーストリア・シュラートミングて開催され、湯浅直樹選手がワールドカップ自己最高位となる5位入賞を果たした。 ワールドカップでの一桁入賞は3度目、ポイントもこれまでで最高の2.96ptを獲得した。
年末からの暖冬とこの1週間の降雪により、WCコース本来の硬いアイスバーンにコースを仕上げることができず、試合開始直前まで行われた散水作業と雪面硬化剤の散布により何とかバーンが整えられた。15番以降にスタートする選手にとっては荒れたコースで次第にタイム差が増し、上位に入るのが難しいレースでもあった。急斜面の長く続くシュラードミングのコースは湯浅選手にとって過去に8位、10位になっている相性の良いコース。思い切って滑る事ができたとの本人コメント。
前回の第6戦ウェンゲン(SUI)で右膝を負傷。全治4週間との診断を受けた湯浅選手は暫く休養の後、雪上トレーニングを再開、今回は痛みに耐えての出場と なった。 1本目14位、2本目は3位のタイムでトータル5位となる大健闘。痛みに耐えて良く頑張った。感動した!と見る者に思わせる素晴らしい滑りだった。次回ワールドカップスラロームは2/19 バンスコ(BUL)へと続く。