12-13 ワールドカップ回転第8戦クラニスカゴーラ(SLO)

 

 

FISワールドカップ回転第8戦スロベニア クラニスカゴーラ。 前日より降り始めた雨がレース終了まで降り続き、気温も高く難しいコース状況の中レースが開催された。 1本目1番にスタートしたパンティロー選手(FRA)が2位を1秒45引き離すタイムを出したことからも滑走1本毎にバーンが荒れていく厳しい条件であったことが伺える。

1本目21番でスタートした湯浅選手は序盤から安定した滑りで中盤のセクションは4番タイムで滑り降りた。 その後、やや乱れる場面もあったが1本目終了時点で9位と好位置につけた。

2本目も荒れたコースに苦しめられたが、なんとかゴールしその時点で3位、最終的に8位となり今季2度目の一桁順位となった。腰痛を抱えて出場した試合で大健闘。 この結果によりワールドカップSLスタンディング20位と順位を上げ、ワールドカップファイナルへの出場が確定した。

ファイナルの結果次第では来季第1シード入りも目前である。優勝は1本目3位から逆転劇を演じたイビツァ・コステリッチ(CRO)、2位はワールドカップSL種目別チャンピオンのマルセル・ヒルシャー(AUT)。


写真・文 (株)ジャパーナ 提供