13/14ワールドカップ回転第2戦 バルディゼール(FRA)

 

 

2013/14シーズンFISワールドカップスキー回転種目第2戦 フランス・バルディゼールにて開催。湯淺直樹選手が第1戦(レビ)に引き続きW-cupポイントを獲得した。

1本目セッターはJ.テオリエール(ITA) 65旗門立てられたそのコースは比較的振り幅広めの急斜面と リズム変化のコンビネーションが続く難しいコース。更に前半の10名が滑った頃から少しずつコースが荒れ始め滑らかなターンを連続させるのが難しいレースとなった。

  湯淺選手は前半からうまくリズムをつかめず、第1中間、第2中間ともに若干出遅れる。何とか1秒以内のタイム差を守りつつゴールを目指すが後半部分で大きく乱れ 2.35秒差、最終的に30位で2本目に進む。2本目セッターはM.ファイファー(AUT) 1本目と同じ65旗門のコースは急斜面部分の振り幅が更に広がり選手の技術力と板のターン性能が求められるセッティングとなった。

2本目の湯淺は冷静だった。 1番スタートという好条件を活かし深いターンも滑らかにこなす。 2本目はラップタイムをたたき出し、1本目の30位から 16位にジャンプアップ。「1本目 2本目まるで別人の様な滑り」とはゴール後本人のコメント。

優勝は今季好調なマリオ マット(AUT)。 第1戦に続いて表彰台に上がった。

   


写真・文 (株)ジャパーナ 提供