平成18年度愛知県スキー技術選手権大会予選ジャッジ講評
梶田洋象(SAJイグザミナー)
参加された選手の方々、大変お疲れ様でした。そして、すばらしい会場を用意して頂いたスキー場関係者、また、役員の方々に感謝致します。
さて、今回の大会に於いて感じた点を書かさせて頂きます。全体的に見れば、２年程前までは習熟度のあまり高くないトップコントロール系と習熟度の高いトップ＆テールコントロールの戦いが見られましたが、すでに トップコントロール系の中で何ができるかどこまでできるかの戦いになってきたと感じます。
トップコントロールの中でスキーに乗せられて来ているだけの選手も居れば、積極的に重力を活用して躍動的な運動とスキーの動きを引き出す事ができる選手も見えます。いまひとつコントロールしにくい方はトップコントロール時のポジションを再度確認されてみてはいかがでしょうか。
決勝に進出された選手の方々はより一層積極的な滑りをして頂きたいと思うと共に、来年再チャレンジされる方も一層の研鑽をされる事を望みます。