検定・資格委員会

片桐英市(教育部・理事)

本年度は公認指導員、準指導員や検定員養成と同時に、指導資格を持つ人々が活躍できる場を拡大していき、指導活動を通してクラブ活動の活性化ができないかを模索していきたい。

特にこの3年間、愛知県公認を受けるスキー学校数が横ばいとなっており、スキーヤーの減少と共に大きな問題となっている。より多くの所属団体で公認スキー学校制度を取り入れて頂くため、本年度は公認スキー学校の公認・認定の料金体系を見直した。さらに、バッジテスト制度の意義を理解し、より多くのスキーヤにこの制度のいい部分を享受していただきたいと思う。

バッジテストは「自分の現在の技能レベルを知ることで進歩の喜びを実感できる」ものへと昨年度改定された。この理解を検定員クリニック、指導者養成の中核として、しっかりと啓蒙していきたいと考える。そしてバッジテストを有効に活用し、「次の目標や課題を意識して、継続してスキーを楽しむ意欲を掻き立てる」というスキー本来の楽しみ方の一つを、多くの場で提供していきたいと思う。