平成17年度公・準指導員養成講習会実技A、理論C実施レポート

青木敬介(ブロック技術員)

平成17年2月5日(土)〜6日(日)の日程でほおのきスキー場において、愛知県スキー連盟主管 公認指導員、準指導員養成講習会(実技A・理論C)が行われました。

1日目は雪模様でしたが2日目は晴天となり、良い条件の中講習を終えることができました。これもひとえにスキー場関係者ならびに参加受講生、運営役員、スタッフの皆様方のおかげとまずもってお礼申し上げます。 今回の養成講習会は必須講習会として、公・準指受検予定の方すべてが受講され、公認指導員3班、準指導員10班の構成で行われました。

5日(土)は午前中ポールバーンを2箇所設置していただきました。開会式後はポールバーンで、ポール練習を中心に行われました。午後からは基本ポジションの確認やテールコントロールの技術を中心に熱心に講習が進められました。


ポール練習風景


講習風景

16時より理論講習が行われました。公認指導員、準指導員と会場を分け、各講師が交互にお話をされました。一柳教育部長からは「スキー検定受験者のために」の養成講習会カリキュラムより、出題範囲の確認がなされました。久野ブロック技術員からは「スキー競技におけるルールと審判法」について、肥田ブロック技術員からは「スキーの特性を生かしたトレーニング」について、それぞれ「受験者のために」をもとに講習が行われました。

6日(日)は絶好のコンディションの中、トップコントロール技術や実践的なバーンでの滑走、検定種目の確認を中心に行われ、スキー場のあちこちで熱の入った講習が繰り広げられました。 今回の講習会で私は準指導員班を担当させていただきました。テールコントロールのプルークボーゲンとシュテムターン、トップ&テールコントロールのプルークターンなどの種目に質問が多く集まりました。全体に運きが小さく、より脚部の運動を生かしたほうが有効であり、荷重・角付けの操作が行いやすくなると説明しました。概ね受講生の皆さんにはご理解いただけたと思います。

公認指導員、準指導員それぞれ検定までまだ日にちはあります。くれぐれも体調には十分気をつけていただき、講習、検定に臨んでいただきたいと思います。