第27回東海北陸ブロックスキー技術選手権参加レポート
浅田薫夫(ブロック技術員)
第27回東海北陸ブロックスキー技術選手権大会が2月13日(金)〜15日(日)で富山県の極楽坂スキー場で開催されました。この大会は東海北陸ブロック加盟団体より選抜された選手によってスキー技術を競い合う大会である。
本県からも先ごろ行われた、平成16年度全日本スキー技術選手権代表選考会並びに平成17年度教育部強化指定選手選考会に於いて上位の成績を収めた男子15名 女子7名及び監督・コーチ4名 計26名で参加し6種目で競技が行われました。(2コート同時進行 5審3採のジャッジ)
監督及びコーチ | 阪部浩司、浅田薫夫、青山和敏、古小路益宏(サポート) |
参加選手(男子15名) | 小野田謙介、山口誠、吉村典行、中井俊暢、片桐健治、川村毅、田嶋昌岳、林洋右、安川之人、鈴木太成、中嶋慎太郎、谷川大輔、北村暁彦、村瀬範高、佐藤健太 |
参加選手(女子7名) | 宮原祥予、中嶋利恵、小川笑子、都築朋子、松本美穂、成瀬麻優子、福崎愛子 |
■競技種目■ | ||
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2月14日(土) | 大回り(急斜面・整地・フリー) | |
総合滑降(総合斜面・フリー) | ||
小回り(急斜面・不整地・フリー) | ||
小回り(急斜面・整地 シャンツェ・フリー) | ||
2月15日(日) | 中回り(中斜面・整地・種目規制 カービング゙要素) | |
大回り(急斜面・不整地・フリー) |
2月13日(金)
選手受付、代表者会議を経た後、開会式が行われました。
2月14日(土)
前夜の天気予報では雨でしたが、朝から風が強いものの快晴に見舞われ、濡れ鼠に成らなくて済んだと思いつつ競技コートに向かいました。
午前中は大回り(急斜面・整地・フリー) と総合滑降(総合斜面・フリー)の2種目が行われ、大回りでは綺麗に整備されたで各選手素晴らしい演技を披露したもの、若干名 綺麗に整備されたバーン中にも軟らかい雪面に強いエッジングを行い体の進行方向とスキー板の進行方向のバランスを崩し転倒する者もいました。(その中には愛知県選手のTM&KK も…?)
総合滑降では、スタート直後の急斜面は雪面が固く、ゴール手前のスピードを乗せて来る中斜面ではジャガイモ大の雪玉が広がりスキーが雪玉に乗り雪面コンタクトしにくい状態でしたが、時間が経つにつれ選手が滑るにつれて、上部の雪面は緩み雪玉は綺麗に慣らされ攻め易いバーンにかわりました。
上部で大きなターン弧を正確に仕上げ、中間でそのスピードを落とさずゴール手前では切換え時のスキーの走りが良い選手に評価が出ました 。やはり、前半の選手より後半の選手の方が積極的に攻め高得点のような気がしました。
午後からは、小回り(急斜面・不整地・フリー)と小回り(急斜面・整地・フリー)の2種目。小回り・不整地のバーンは前日の練習でハードに成り過ぎたために、選手にインスペクションを行う指示が大会本部から出されました。その中でも、富山県の米丘友明選手が、277点の高得点を叩出し、ギャラリーを沸かせました。
小回り・整地は、全日本並みに何と!ジャンプ台を使用しての戦いになり、普段滑ることも無い急斜面に各選手とも顔に緊張感が表れスタート前には気合を入れ直して見えない斜面に滑り出して行きました。斜面に落とされず、スキーの動きを止めない選手に評価が出ました。
2月14日(日)
昨日夕方から降り出した雨が夜になると日本海側独特の雪に変わり、朝、目を覚ましスキー場を見上げると、山の上部はガスで見えません。もしかして、大回り・不整地・フリーはキャンセル?が脳裏を横切り不安を抱きスキー場に向かいました。
愛知県選手の結果は以下の通りであった。(出場選手全員の結果»»)
■ 愛知県選手結果 ■ |
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男子 (順位) | 女子 (順位) | ||
川村 毅 | 10 |
小川 笑子 | 8 |
山口 誠 | 12 |
成瀬 麻優子 | 9 |
小野田 謙介 | 15 |
都築 朋子 | 15 |
谷川 大輔 | 16 |
中嶋 利恵 | 19 |
中井 俊暢 | 19 |
福崎 愛子 | 22 |
北村 暁彦 | 25 |
松本 美穂 | 26 |
安川 之人 | 30 |
宮原 祥予 | 35 |
中嶋 慎太郎 | 33 |
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林 洋右 | 38 |
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吉村 典行 | 40 |
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佐藤 健太 | 42 |
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田嶋 昌岳 | 54 |
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村瀬 範高 | 54 |
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鈴木 太成 | 75 |
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片桐 健治 | 83 |