第1回教育部強化指定選手研修会実施レポート
村上亨(ブロック技術員)
教育部強化指定選手(以下、強化チーム)研修会が、8月7日(土)愛知教育大学にて開催されました。最初に、一柳教育部長より、来年度の強化チームの体制をご説明頂いた後、市野SAJ専門委員より、チームのビジョンと進め方についてお話し頂きました。
来年度、強化チームの体制について(一柳教育部長)
7月28日の臨時評議員会にて、来年度の愛知県スキー連盟の理事が選任されたことを受け、強化チームの体制が設定されました。来年度は、強化チームを市野SAJ専門委員(イグザミナー委員会委員長)に担当頂くことになり強化選手にとっては、よりイグザミナーと近い関係でトレーニングができ、良いシーズンが送れる環境作りが出来たとお話を頂きました。その他、強化チームのためのSAAの支援計画の説明があり、更に充実した活動が出来る体制が整備されました。
技術面では、教えて貰うことから自分達で技術を考え、作り上げる時代に入った。新しい技術で技術選手権に臨めば順位は必ず入れ替わる。そのために新しい技術を自分で試し、検証し、挑戦していこう!とお話を頂きました。
強化チームの基本戦略 (市野SAJ専門委員)
●強化チームの基本戦略
方向を示されないチームは、勝てない。と以下の戦略について解説を交え説明頂きました。
●女子プロゴルフ界の変革
最新クラブを最新技術で振る宮里プロが躍進している。一方で20年前にゴルフを覚えた福島プロが、過去の栄光と古い技術を捨て3年掛けて新しい技術を覚えようとしている。(雑誌記事:WEDGE「掴んだ栄光を握り続けていては次なるものはつかめない」より)強化チームも変革しよう!
我々には、過去の栄光がない。チャンス!プロフェッショナルとして一緒に目指そう!
技術面での進め方
「カービング革命」、「カービングターンの科学」から、各自、疑問、課題を見出し考えていく進め方を行います。 まずは、トップコントロールとテールコントロールにおける体の使い方を全員で勉強しました。今後、このことを各々が理解し、取組んでいきます。
トレーニングに関しては、個人で週に3回はやってください。
- 有酸素運動
135〜140拍/分程度の運動を30分のランニング - サブマキシマムトレーニング
自分の最大パワーに対して70〜80%の状態で100m×10回のランニング - 股関節を使って胴体を動かしていく運動
以上のテーマを、選手みなさんにお願いしました。次回、測定を行う予定です。
選手の意見集約
最後に、選手のみなさんから来年度に向けた豊富、強化チーム活動への要望など、ご意見を頂き今回の研修会を終了しました。
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