第1回教育部強化指定選手研修会に参加して
川村毅(強化指定選手)
教育部の先生方をはじめ、みなさんお疲れ様でした。
今回のように研修会という形で強化選手が集まったのは、初めてだったように思います。これまでは月に1回、コーチに音頭を取って頂き、運動施設でトレーニングのやり方やバリエーションなどを指導して頂いてました。そこに今年度から、教育部の先生方達に多大なお力添えをして頂けるという話を頂きました。
思えばこれまで私達ち選手は、教育部がどのような目標を持ち、 どのように進めていきたいのかということはほとんど分かっていませんでした。 コミュニケーション不足であり、それが当たり前だったのです。
今回の行事に参加して(選手として感じたこと)
先回の第1回教育部委員研修会後のお話、今回のミーティングの内容、今まで我々選手と教育部の繋がりというものをほとんど感じることはありませんでした。これからは、役員の方々、コーチそして選手が一丸となって目標に向かっていくんだということがはっきり感じ取ることができました。
トレーニングをしていくスタンスとして、主導はやはり各選手が持ち、それに対して市野先生をはじめ一柳教育部長、強化コーチが指導にあたって頂けるというありがたい体制だと思います。
『最新のスキーには最新の技術』当たり前だと思います。
しかしこれを身に付けるには、今まで掴んできた物(技術)を手放さなければいけないと市野先生は言われました。そうしないと新しいものは掴めないと。これを聞いたとき私はルービックキューブを思い出しました。ルービックキューブはパズル遊びでスキーとは何の関係もないのですが、1面を揃えて次のステップの2面目を揃えようとした時、せっかく揃えた
面を崩さなければ2面同時に揃えることはできません。それと同じだなぁと・・・。変な表現かもしれませんが、そういうことだと思います。
これから私も冬に向けてまずは怪我を治し、理論・体力共に充実させていきたいと思いますので、みなさん宜しくお願い致します。