第2回教育部強化指定選手研修会に参加して

山口誠(強化指定選手)

9月19日(日)に愛知教育大学で強化合宿陸上トレーニングが行われました。

初めに市野先生から前回の研修会で与えられたトレーニングの課題を行っているかどうかを質問され、選手それぞれ筋力トレーニングや有酸素運動をしている様ですが、サブマキシマムトレーニングをあまりやれていないようでした。11月末までには体力の面でよい状態に持って行くにはもっと頑張らなければならないと思いました。

それから、色々なスポーツで2軸感覚を取り入れているなど興味深い話を聞く事ができました。特に、野球選手のランディ・ジョンソン投手と松坂大輔投手を比較してランディ・ジョンソン選手は状態が自然に倒れ込んでウェイトシフトしていく「ショルダーファースト」。松坂選手はお尻からウェイトシフトしていく「ヒップファースト」。スキーでも、これから新しい技術に挑戦していく為に前者の自然の力(重力)を利用して取り組んでいかなければと感じました。

トレーニング風景また、今回の陸上トレーニングでは、体幹部や股関節を意識したメニューをいくつか行い、選手全員苦労していました。陸上でこれだけままならないのなら、雪上ではもっとできないだろうなぁと思いながらも、最後にはある程度形になってきているように思いました。股関節のたたみや2軸での感覚を意識しながらこれからトレーニングをしていきたいです。

スキーシーズンまで2ヶ月を切りました。11月末までにはしっかり体力面で充実させ雪上では違和感無く望めたらと思います。そして、何をしていかなければならないのかをコーチの方と考えながら、それぞれ全日本へ向けてしっかりやって行きたいです。

関連文章