平成17年度準指導員検定受検記
内川靖(愛知学校スキー協議会)
はじめに、みなさまのご指導、ご支援のおかけで、合格することができましたことをお礼申し上げたいと思います。また、合格証を代表授与されることとなり、大変光栄に思っております。これもひとえに皆様の懇切丁寧なご指導の賜と存じます。ありがとうございました。
さて、私が準指導員を受検しようと考えたのは、昨年のシーズンオフに入って間もない頃でした。すでにスキーキャリアは長かったのですが、スキークラブに入ったのが最近で、受検の機会もなく今まで過ごしてきました。しかし、クラブ入会をきっかけに、基礎からやり直し自らの技術の向上を目指すと同時に、指導を学ぶことでスキーの楽しさを伝えることができるようになって、スキーの普及につなげたいと思い志願することとしました。
そして、受検当日を迎えるわけですが、まず、理論検定では、今年度から公開方式となり、事前の準備さえ怠らなければ、合格点をクリアできるものと感じました。また、実技検定では、今までまともに滑ったことのないプルークボーゲンやシュテムターンなどの低速種目がまったくダメで、この先どうなるかと思いました。しかし、養成講習会やクラブでの講習会を重ねるうちに徐々にできるようになり、受検1週間前のクラブでの直前講習ではかなり理解が深まったと感じるようになりました。それに伴い、トップ&テールやトップコントロールの技術も向上し、今回の結果につながったと感じています。
しかし、代表授与を受けたと言ってもまだまだ技術的には満足していません。よって、この結果に満足することなく、さらに精進していきたいと思いますので、これからも、皆様のご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願いしたいと思います。