平成16年度愛知県スキー技術選手権大会ジャッジ講評

後藤和広(ブロック技術員)

後藤和広・ブロック技術員 全日本スキー技術選権愛知県代表選考会にAチームの審判員と参加した後藤和広です。
選手の皆様、役員の皆様大変ご苦労様でした。
皆様の御努力のおかげで2日間の大会も無事に終えられたこと誇りに思います。
私は、1/31日(土)予選の大回り中斜面人工ウエーブフリー及び中斜面不整地フリーの審判を行いました。

午前中 私たちAチームは白樺ゲレンデにて大回り人工ウエーブをジャジしました。

  1. ターンの構造での観点
    1. トップコントロール
    2. トップ&テールコントロール
    3. テールコントロール
  2. 運動要素(スピードと回転弧のコントロール)
    1. 流線的
    2. 普通
    3. ぎこちない動き

以上3点を頭に置いてジャジを進めました。
雪質も上々。だが、、、選手たちは予選という事も有り、スピード控えめ、及びスキッテイングにて滑り降りる 攻めていただけたら、、、面白い結果が得られたのでは。これでは全国大会でも同じ状況かな、、、? と思いました。点数も似たりよったりの結果と思います。

午後よりパウダーにて不整地小回りをジャジしました

  1. 運動要素(スピードと回転弧のコントロール)
    1. 早い
    2. 普通
    3. 遅い
  2. 運動の質(流れ、バランス、タイミング)
    1. 流線的
    2. 普通
    3. ぎこちない動き
以上2点を頭に置いてジャジを進めました。
午後は、日没寸前までかかりました。午後早い選手は柔らかい雪質の為縦に滑り、スピードも速い選手 有利の結果、15時頃より冷え始めやや雪面も硬く、スピード、テクニックの見せ所で勝敗が決まりました。
但し、女子に関しては、最後になり審判団の配慮が必要だったともう勝敗結果がうかがえました。
選手たちに一言!もう少し皆ルールを守ろう!(時間厳守、行動)