第3回教育部強化指定選手研修会に参加レポート
吉村典行(強化指定選手)
10月24日(日)に愛知教育大学で強化合宿陸上トレーニングが行われました。
まず、市野先生から2軸運動感覚に関しての説明がありました。それは内側の股関節をたたみ込む際に、外側の肩甲骨を意識し、そこから内側の股関節に重みをかけていくというものでした。
そのあと、グランドにて陸上トレーニングを行いました。 アップ&ストレッチのあと青山コーチの指示で2人一組になって股関節のストレッチを行い、その後市野先生による肩甲骨のストレッチ及びボールを使って肩甲骨から内股関節への荷重の確認等を行いました。
個人的には今年の春、鎖骨を骨折していたため肩のあたりのトレーニングは全くのノータッチでしたが、今後肩甲骨のストレッチも積極的に行いたいと思います。また、実際に左右の荷重移動を肩甲骨を意識しながらやってみると肩甲骨を意識したほうが内足の荷重がしやすくなった気がしました。このことを意識することで、ヒップファーストになりにくく、ショルダーファーストになりやすいのではないかと思いました。
今まで内股関節をたたむ時は下半身ばかり気にしてましたが、これからは上半身(特に肩甲骨)を意識しながら下半身を使っていくことを頭に入れてトレーニングしていきたいと思います。
次に難波走りを数本行った後、最後に70〜80%の力で200mダッシュを5本しました。2、3本目まではまだ良かったのですが、5本目になるとやはりきつく、タイムも5秒近く落ちてしまい、目標とするレベルまでいっていないのがすぐ分かりました。
全体的にはケガ人も多く、充分なトレーニングを積んできている選手は少ないように思えました。特に前回の強化トレーニングで言われた200mダッシュに関してはほとんどの人がまだまだではないでしょうか。雪上トレーニングまであと1ヶ月半です。もう一度自分で何が足りないか考えてトレーニングを行い、万全の状態でゲレンデに立ちたいと思います。