第4回教育部強化指定選手研修会実施レポート

青山和敏(ブロック技術員)

第4回強化指定選手(以下、強化チーム)研修会が、11月13日(土)トヨタスポーツセンターにて開催されました。

トレーニングの仕上り具合を確認

今回でオフのトレーニングとしては最後であり、シーズンINを目前に控え、今までのトレーニングの仕上がり具合を確認する目的で行いました。

トレーニング風景
  1. アップ〜ストレッチ
  2. バリエーショントレーニング(補強を兼ねて)
    ・スキップ(中心軸感覚と2軸感覚を交互、つま先タッチ等)
    ・スキップ+外旋・内旋、外転・内転運動
    ・ロングスタンス(ハムストリング補強)
  3. 200m(70〜80%負荷)×3本
    ・32秒〜35秒
  4. 10分間走
  5. クールダウン

シーズン中のコンディショニングのためのパートナーストレッチ

シーズン中疲れの溜まりやすい股関節周りを中心に合宿等で継続的にやって欲しい内容をパートナーと実施。ストレッチを常に実施する事で自分のコンディショニングに敏感になれると思います。

今後の雪上合宿等ではバリエーションを増やして実施していきたいと思います。

まとめ

シーズンIN直前という事もあってか、参加者が少ない研修会でした。トレーニングは、基本的には個人レベルで確実に実施してもらえばよいが、やはり最終チェックとして今回の研修会を設定していただけに参加者が少ないのは非常に残念でした。

しかし、参加した選手の中には、「難場走り」を自分のものにできていたり、「肩甲骨」の可動域が広がるなど確実に意識の変化とトレーニングの成果が見られる選手もいました。しかし、全体を見ますと確実に自分の計画通りにトレーニングを実施してきている選手と出来ていない選手の差もはっきりとみえました。

今後はこの新しい意識で行ったトレーニングが雪上トレーニングに生かす事が出来るようにシーズン中も継続的に行って欲しいと思います。そして個々・チームとしての目標を達成するべく、雪上トレーニングを行っていきたいと考えます。

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