第5回強化指定選手研修会実施レポート

村上亨(ブロック技術員)

はじめに

研修会風景

第6回強化指定選手(以下強化チーム)の研修会を１２月１８日（土）〜１９日（日）の日程で志賀高原スキー場にて行いました。 雪不足のため、当初予定していました朴の木平スキー場から、志賀高原に急遽変更しての開催となりました。志賀高原ダイヤモンドスキー場は、バーン状態も良好で充分トレーニングが出来ました。

雪上研修のテーマ

「ターン内側に支持（支点）を作る〜内側を消す」
スピードに対応できるトップコントロールのベース作り

強化研修

前回の合宿から、各自でトレーニングしてきたトップコントロールのベース「ターン内側に支点を作る〜内脚を消す」 を、ニュートラルゾーンの時間が長いものから、短い物に発展させながら確認しました。次のステップでは、ターンから抜け出すタイミングにも意識を向けターンスペースの使い方もトレーニングに加え取り組みました。

終盤では、技術の理解を深める目的で、強化選手が、お互いに相手の滑りを見て、何を感じたか言葉にし、相手に伝えることも行いました。

まとめ

研修会風景

選手の技術達成レベルには、個人差があるものの、技術に対する理解は、得られてきていると感じます。その点では、内観、外観の間にある「スキーの壁」の両面から、合宿を展開出来たと考えています。

今後、年末､年始で滑り込むことが可能な選手は、更に完成度を上げ、1月のテーマ（ハイスピード下でのトップコントロール）に備えて頂きたい。そして、選手は、合宿を競い合う場であると意識し次回に臨んで頂きたい。強化チームとしては、そこから生まれる相乗効果をレベルＵＰに繋げたい所存であります。

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